書道は左利きでもできます!
保護者様からのご質問でよくあるのが「子供が左利きなのですが、書道は習えますか?」というご質問です。
ズバリ結論から申しますと、まったくご心配なく書道を学んでいただけます(^_^)
私には2人娘がいますが次女が左利きなので、まさに私自身が左利きの子の親でもあります。
次女は鉛筆はもちろんのこと、はさみ、お箸、包丁、お裁縫、ボール投げ。すべて左手で生活しています。
右手を使用することは皆無と言っても過言ではありません。
昔は左利きの子は右利きに矯正することが多かったようですが、最近だとそのような風潮はほぼなくなっているように感じます。
しかし、どうしても左手ではできない問題にぶちあたります。
それが「書道」ですm(_ _)m
書道の筆使いと言うのは右手で書くように構成されているので、特に「ハライ」は、どうしても左手だと困難な部分が出てきてしまいます。
なので、書道だけは右手で筆を持って書くことを指導させて頂きます。
そこで疑問に思うのは、「利き手じゃない手で書いて、果たして上達するのか?右利きの子よりハンデがあるのでは?」ということだと思います。
これは私も親として、次女に対して心配したことでした。
結論から申しますと、右利きの子とまったく変わらずに上達しますし、ハンデも驚くほど感じません。むしろ利き手じゃない手で書いたことすら、講師の目線から見てもわからないくらいに上達します。
これは次女だけでなく、私が指導してきた左利きの子のほぼ100%が右利きの子と同じように上達しています。
ちなみに写真の書道の作品は、左利きの次女がコンクールで賞を頂いた作品です。
利き手ではない、右手で書いたように見えますか?(^_^)
右利きでも左利きでも書道は上達しますし、楽しんで頂けます。
左利きでも心配せずに、是非書道にチャレンジしてみて下さいね。